勉強方法 学習方法 

【勉強方法(学習方法)】

 勉強方法を、コンパクトにまとめました。

 勉強がもっとできるようになったら、又は、資格が取れたら、新たな人生の景色が見えて来るかもしれません。そのために、お役になる情報を提供したいと思います。

 

【勉強ってどうやるの?】

 仕事をしている方ならご経験あるかと思います。分からないことを調べる。それを上司やお客さんに説明し、納得してもらう・・・勉強って、実は、そういうことなんです。読む・調べる(input)⇒ 知識 ⇒ 説明する(output)⇒ 理解 の流れです。

 仕事だと、お給与をもらっているので、責任感で、このような流れを知らず知らず行っております。「つっこまれたときのために、よくよく調べておこう」というのもありますよね。学生時代は勉強がそれほど成績がよくなくても、就職した後、結構、説明上手だったり、仕事できる人って、実は、学生時代はリアルさを感じず、勉強らしい勉強をしていなかったけど、社会人になってやったら、人よりできる自分に気づくってのはよくある話だと思います。

本当は、勉強って、そういうことなのかもしれません。学校だと、理解ができなくても、特に誰に怒られるわけでもないし、給料もらって学校へ行っているわけでないので、責任もありません。だから、勉強する「リアル」が感じられない。だから、なんとなく、勉強方法が分からないっていうことになるのかもしれません。

 もちろん、こんなこと意識しなくても、勉強を楽しく、充実してやれている人も思います。それはそれでOKです。

【テストができる人=説明上手な人 の共通点】

 結論を言うと、情報を「使いこなすことができる」です。

 そのためには、「アウトプット」です。「アウトプット」って、道具で言う所の「使う」です。道具は使うことによって、使えるようになり、いつの間にか、自由に「使いこなす」ようになるものです。

 つまり、「アウトプット」することで、知識を使いこなすことができるようになります。

 道具でも何でもそうなのですが、使うことによって、「使える」ようになるのです。スポーツや道具がそうであることは誰でも知っています。自転車だって最初は乗れませんが、乗ることを繰り返し、乗れるようになるのです。

 なぜか、この原理が、勉強の場では、共通認識されていないように感じます。知識も道具もスポーツも全く同じ理屈です。

 テストの点数が良い人は、意識的又は無意識的に、このことを知っていて、なんらかのアウトプット作業をしていると思います。

 

【アウトプット方法】

 結論から言います。「話す」ことです。これを知った時から、受け身だった人生が、反転攻勢に転じると言っても過言ではありません。

 教科書を読みながら、又は、読んだ後、声に出して、今読んだ内容を声に、自分の言葉で話してみましょう。もしも、言えないところがあったら、教科書でその部分をもう一度見て、また、本を閉じて、声に出して言ってみましょう。誰かに説明するように言うとより効果的ですよ。

 または、知識が別の知識と繋がる(連環)とか、類似点があるという場合は、そのことも声に出して言ってみましょう。

 このようにして、使う(OUTPUT)することによって、その知識は使えるようになっていき、テストで出ても、使えるわけです。

 

【復 習】

 大事なことの二つ目は「復習です」。道具はたいていは一度使えるようになれば、体が覚えてますから、時間を空いても問題ないでしょう。自転車なんかがそうですね。でも、知識は、一度使ったとしても、その後使わずに、多くの時間が過ぎると、忘れてしまいます。

 

【深まり、自由に、充実感】

 アウトプットしなくちゃ、とか、復習しなくちゃとか、〇〇しなくちゃというところにのみフォーカスを当てると、義務感ばかり感じて、勉強から遠ざかってしまうような気もします。やっていないところにフォーカスが行くのは、正直、あまり意味がありません。それは、早く全範囲を学習し終えて、合格レベルに達したいとか、勉強をやらなくて済むゴールに達したいということなのかもしれません。

 なぜ、そうするのかを、最初によく認識しておいたほうが、その後、スムーズに進むでしょう。

 アウトプットや復習をするのか、それは、自由に使いこなし、結果、楽しくなるためです。なんでも、そうですが、一つの道具でも使いこなせるようになると、相当楽しく、充実する時間を持つことができます。そこなのです。義務感でなく、更にもっと進んだCAN・HAPPYなのです。

 

【知的作業の敵①~睡眠は十分に~】

 これも誰でも知っている話です。眠い時に、読んだり、聞いたりしても、何も残りません。なるべく頭がクリアーの方が、いろいろと理解ができるものです。なので、日々睡眠を十分に取り、昼も眠くなったら、とりあえず寝ましょう。本当は、仕事中であっても、すごく寝たくなったら、寝た方が頭がクリアーになって能率が上がると思います。勉強中も、眠かったら、とりあえず寝ちゃいましょう。なお、寝る時に、今まで学習したことを、できれば口に出して、それが難しいことは頭に思い浮かべて、簡単復習すると、すごく良いです。

ちなみに、今の日本の文化下では、仕事中と授業中の昼寝はほぼ許されません。このへんの不合理が変われば、日本の経済力も文化力も更にパワーアップできます。

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【知的作業の敵②~視点~】

結論から言います。そっちを見ないで、こっちを見てにこにこしてって話です。

これは、学習だけでなく、人生の話だと思います。

やっていない所に思いをはせるのでなく、やったところを誇りに思い、うふふって、1人で笑うことが、とっても重要です。

これは、今後、戦略を策定し、進めて行く際にたいへん重要です。戦略上は、どんな要素がプラス要素か、優位点か、というのを見極めることが最も大事なことの一つです。世の中、足りないことを見たら、きりがありません。逆に、今ある者の長所に気づくことは非常に大事です。所詮戦略上出せる手は、こちらのコントロール可能なものだけなのですから、何が、そうなのかを正確に認識できるものが戦いでは勝ちます。負けるより勝つ方が気持ちいいです。

 これが、意外に根が深いものです。もちろん、生来の要素があるかもしれませんし、後天的なものもあるかもしれません。しかし、学習を通して、自分がやったことに焦点を合わせていけば、徐々に、考え方も変わっていきます。今日、学習したことは強烈に意識しましょう。そして、例え、一分であっても、今日、勉強したことは、誇らしく思いましょう。昨日は、この一分の経験がなかった。今はある。これは、すごいことだという思いを持ちましょう。強さ・楽しさの第一歩です。